[北京 5日 ロイター] - 中国は5日、鉄鋼や石油精製などの重工業における過剰生産能力を取り締まると表明した。持続的な供給過剰に直面する中、昨年に示した方針の一部を繰り返した。
国家発展改革委員会(発改委)の年次報告書によると、中国は鉄鋼、石油精製などの産業で生産能力を秩序ある形で削減する方針。
発改委は、銅製錬、アルミナ、石炭化学産業についても生産能力を管理するとしたが、鉄鋼や石油精製のように削減するとは明言しなかった。
いずれの産業についても数値目標や具体的な計画は示されなかった。
中国は長年、巨大な鉄鋼産業の改革を目標としてきたが、今年の文言は前回の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)ほど具体的ではない。昨年3月の報告書では、生産削減を通じて鉄鋼産業を再編すると表明していた。
中国は鉄鉱石や銅精鉱などの原材料を輸入に大きく依存しており、輸入量を削減するため国内供給の拡大を図ってきた。
中国は5日、戦略的鉱物資源の探査・開発・備蓄に向けた取り組みを強化するとともに、海外での資源開発も拡大すると表明した。
また、非公開の戦略物資備蓄を今後も強化していくとしたが、詳細には言及しなかった。