イランの譲れないもの
4月10日にパキスタンで予定されているアメリカとイランの協議を前に、イランは10項目の提案を提示している。トランプはこの提案を「交渉の現実的な基盤」と評価している。
イラン側の提案では、イランは過去の交渉でも核心的な争点であったウラン濃縮の継続を認められることになる。
アメリカはイランの核開発計画が核兵器開発に転用され得ると繰り返し主張しているのに対し、イランは平和的なエネルギー目的だと主張。
2025年6月、アメリカはフォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの3つの核施設を攻撃し、この計画の抑制を図った。
イランの核開発は、アメリカによる中東への軍事関与の理由の1つとされている。アメリカは2025年6月のイラン攻撃以降、イランが核開発を再構築することは極めて困難になったと繰り返し主張している。
また、イランは弾道ミサイルやその他の兵器備蓄を維持する意向を明確にしており、それらを引き渡す可能性はないとバタンカは指摘する。これらの兵器の多くは損傷または破壊されたとみられており、米軍統合参謀本部議長ダン・ケイン将軍は、米中東中央軍がイランの防空システムの約80%、弾道ミサイル貯蔵施設450カ所、兵器工場の90%を破壊したと述べた。
次のページ