アメリカとイランは現地時間4月7日の夕方、2週間の停戦に入った。
しかし停戦合意の翌日である4月8日午後までに、イランはトランプ政権がこの脆弱な停戦に複数回違反したと非難した。中東では最近もイスラエルとハマス、イスラエルとヒズボラの間で停戦合意が結ばれているが、いずれも破られている。
停戦の仲介を担ってきたパキスタンのシェバズ・シャリフ首相は水曜日、中東全域で停戦合意違反が報告されていることに言及。「すべての当事者に対し、合意された2週間の停戦を尊重し自制を保つよう強く求める。そうすることで、外交が紛争の平和的解決に主導的役割を果たせるようになる」とX(旧ツイッター)に投稿した。
中東研究所のアレックス・バタンカ上級研究員は本誌に対し、双方は「最大限の要求」を掲げて交渉に臨んでいるとしつつ、最終的にはいくつかの点で妥協し中間点で合意する必要があると指摘した。「それが交渉というものだ」
アメリカとイラン、両国の「譲れないもの」とは何なのか。
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