ニュージーランド自然保護省(DOC)でカカポの保全業務を担当するデイドレ・ヴァーコーは、本誌の取材に次のように語っている。

「今シーズン、カカポの巣に設置されたカメラはこれが唯一であり、ライブ配信も今回が初めてだ。『カカポ・カム』は保護活動に役立つ知見をもたらすと同時に、世界中の人々がこの素晴らしい種とつながる機会を提供している」

カカポの何が特別なのか?

カカポはニュージーランド固有種で、地球上で最も重いオウムとして知られる。繁殖期前のオスは約4キロに達し、メスはその半分ほどの大きさだ。

ヴァーコーによると、ラキウラの体重は過去1年間で約1.5〜2キロの間で推移している。一般的なオウム、コンゴウインコの平均体重は約1キロだ。

また、カカポはフクロウのような顔つきをしているとも言われる。かつてはニュージーランド全土に広く生息していたが、狩猟や外来捕食者の影響、生息地の喪失によって個体数は急減した。

DOCのウェブサイトによると、20世紀半ばには絶滅寸前にまで追い込まれ、一時はわずか51羽まで減少したという。

なぜ、巣をライブ配信しているのか?