その後同氏は、ほぼ同じ時間帯に複数の国で同様の現象が目撃されていたことを知った。彼が目撃したのは流星だった。
欧州宇宙機関(ESA)は、3月8日18時55分(中央ヨーロッパ時間)ごろ、西ヨーロッパ上空を南西から北東へ移動する非常に明るい火球が観測されたと確認した。
ESAによると、この物体は数秒間にわたって発光した後、大気圏内で分裂。流星観測カメラに加え、スマートフォンなど複数のデバイスでも記録され、地上でも音が確認されたという。
ESAの惑星防衛チームは現在、データをもとに物体の大きさや軌道を分析しており、直径は数メートル規模だったと推定している。この規模の物体は比較的頻繁に地球の大気圏に突入するが、通常は大きなリスクにはならない。
近年は同様の流星に伴う爆発音や火球の報告も相次いでいる。アメリカでは17日の朝、オハイオ州北東部で広範囲にわたって大きな爆発音が観測され、気象当局はこれも流星によるものと説明している。
アメリカ国立気象局クリーブランド予報事務所は、静止軌道雷マップ(GLM)のデータから、この音は流星の大気圏突入によるものとみられると発表。地元メディア「WOIO」によれば、この爆発音は午前9時前に発生し、オハイオ州北東部からペンシルベニア州やニューヨーク州の一部にかけて、数万人が音や振動を感じたという。
同局の気象予報士は、この音は物体が音速を超えた際に発生したものだと説明している。
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