Alexander Marrow

[ロンドン 19日 ロイター] - スイスの食品大手ネスレが19日発表した2025年第4・四半期⁠決算は、増収率が市場予想を上回った。

今後、主力ブランドを擁する「コーヒー」「ペットケア」「栄養」「食品・スナック」の4部門に経⁠営資源を集中させ、残るアイスクリーム事業の売却計画を進め⁠る。

アイスクリーム事業は「ハーゲンダッツ」を展開するフロネリへの売却に向けた交渉が進んだ段階にある。フロネリは欧州投資会社PAIパートナーズとネスレの合弁会社⁠。

フィリップ・ナブラティル新最高経営責任者(CEO)は「まだやる⁠べき⁠ことはあるが、より絞り込んだ戦略を迅速に実行することで、26年以降も持続的な改善を実現できると確信している」と述べた。

26年通期の増収率については、為替変動や買収の⁠影響を除くオーガニックベースで3─4%と予測。26年の実質ベースの営業利益率は、25年の16.1%から改善する見通し。

主要ビタミン・サプリブランドの戦略見直しは終了し、今後、潜在的な売却先との交渉を開始する方針。

飲料水事業につい⁠ても、27年に連結対象から外す。第1・四半期に潜在的なパートナー候補との公式なプロセスを開始した。

第4・四半期の売上高はオーガニックベースで前年同期比4%増。市場予想の3.4%増を上回った。

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