[ソウル 12日 ロイター] - 韓国の国会議員らは12日、情報機関の分析として、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の娘のジュエ氏が次期指導者となる過程にあるとみられ、同氏が政策を巡り意見を提供している兆候があると述べた。
韓国の国家情報院(NIS)は、ジュエ氏が2月下旬の朝鮮労働党大会に出席するかどうか、また称号を含めどのように紹介されるかを注視しているという。
NISの説明を受けたある議員は「NISはこれまでジュエ氏を『後継者として検討中』と説明していたが、きょうは『内部任命段階』という表現が使われた」と記者団に語った。
10代半ばとみられるジュエ氏は、兵器プロジェクトの視察など父親の現地視察に同行する姿が北朝鮮の国営メディアで頻繁に取り上げられるようになり、アナリストの間では同氏が北朝鮮の4代目の指導者として育成されているのではないかとの憶測が飛び交っている。
議員らによると、NISは、ジュエ氏が公の場で果たしてきた役割は同氏が政策に意見を出し始め、事実上の第2位の指導者として扱われていることを示すと考えている。
北朝鮮は2月下旬に第9回朝鮮労働党大会を開催すると発表した。アナリストらは、ここで今後数年間の経済、対外関係、防衛に関する主要な政策目標が発表されるとみている。