Courtney ‍Rozen

[ワシントン 27日 ロイター] - 中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が若年層のメンタルヘルスに悪影響を及ぼしているとして起こされた訴訟で、TikTokの運営会社が原告と和解することで27日に合意した。和解条件は明らかにされていない。

原告側の弁護士ジョセフ・バンザント氏が、原告とTikTokとの間で「訴訟を解決することで基本合意に達した」と明らかにした。

訴訟の被告には、他に米メタ・プラットフォームズ、画像共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップ、アルファベット傘下のグーグルが抱える⁠動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」も名を‍連ねる。スナップも20日に和解していた。

原告はカリフォルニア州在住の「K.G.M.」と名乗る19歳の女性。訴状によると、原告は幼少期からそ‍れぞれのプラットフォームの設計に‍よって依存状態に陥ったと主張して‍いる。その上でうつ病になったり、自殺願望を抱いたりしたのはこれらのプラットフォームを使ったためだと批判し、それらを設計した企業の責任を⁠追及している。

TikTokは和解の詳細に関する問い合わせに即座には応じなか⁠った。

メタとユーチュ‍ーブに対する訴訟を扱うロサンゼルスのカリフォルニア州上級裁判所は、27日に陪審員選任手続きを始めると公表していた。メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は公判で証言することが見込まれている。

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