Olivia Le Poidevin
[ジュネーブ 26日 ロイター] - 国際移住機関(IOM)は26日、地中海地域で過去10日間に悪天候による複数の船舶遭難が報告されており、地中海を渡ろうとしていた移民数百人が死亡または行方不明になっている恐れがあると発表した。
IOMは「最終的な死者数はさらに増える恐れがあり、なお世界で最も危険な移民ルートであることが改めて浮き彫りになった」と指摘した。
IOMは、チュニジアのスファックスを出港した船舶の捜索救助活動の結果、イタリアのランペドゥーサ島で1歳前後の双子の女児を含む3人の死亡が確認されたと発表。救助されたギニア人の母親によると、2人の死因は低体温症だった。
また、男性1人も同じ原因で死亡したと明らかにした。同じ船舶の生存者らによると、別の船舶も同時に出発したが到着せず、安否は不明という。
サイクロン「ハリー」により地中海で発生した激しい嵐で過去10日間に数隻の船舶が消息を絶ち、数百人が行方不明になっているとみられている。
捜索活動は悪天候に妨げられているという。