[26日 ロイター] - 米ヘッジファンド大手ブリッジウォーター・アソシエイツの共同最高投資責任者(CIO)は、大企業による人工知能(AI)への投資は指数関数的に増加し続け経済を再構築すると、26日付のクライアントノートで指摘した。
AIは企業投資の原動力として台頭、市場上昇の中心的な力となり、産業全体の設備投資計画を変えている。データセンターのインフラからチップ、電力に至るまで、AIのサプライチェーン全体における企業支出の急増は、株高を後押ししている。一方、バブルやブームの持続性への懸念も高まっている。
共同CIOのボブ・プリンス氏、グレッグ・ジェンセン氏、カレン・カーニオール・タンブール氏は「ゲーム理論に基づくと、企業はライバルに数カ月の遅れをとることも容認できないため、ある企業がAI投資に積極的に取り組むと他も追随せざるを得なくなる」と分析。
AI投資の急増は、需要の高まりによりエコシステム内の価格押し上げにつながるため、インフレを加速させる可能性があると指摘。「緩和的な政策は、株式市場の投機的な動きと、ディールメーキングやAI投資をさらに加速させ、バブル的環境を作り出し、過熱をもたらすリスクがある」と述べた。