Saeed Azhar Manya Saini Arasu Kannagi Basil
[13日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)とジェレミー・バーナム最高財務責任者(CFO)は13日、クレジットカード金利に上限を求めるトランプ大統領の考えについて、消費者に深刻な打撃を与えると警告した。
トランプ氏は先週、自身のSNSで20日からカード金利の上限を年10%に設定するよう提案。業界に激震が走り、株式市場では金融関連株が急落した。
業界はトランプ氏の提案にすぐ反論し、カード金利に上限を導入すれば何百万人もの世帯が借り入れ手段を失う結果を招くとしている。
ダイモン氏はアナリストとの電話会議で「こうした事態による追加的リスクに沿って(与信)モデルの修正が必要になる。これは劇的(な変化)だろう」と強調した。
バーナム氏は「消費者と実体経済にとってひどい悪手だ」と指摘。JPモルガンとしては相当な与信の縮小に動かざるを得ないと付け加えた。
またバーナム氏は、カード金利上限の話はほとんど事前情報がない中で、SNSへの投稿という異例の形で浮上したと戸惑いを示し、JPモルガンが異議申し立てのための法的措置に動くかと聞かれると「もしも根拠が乏しいまま、当社の事業を抜本的に変えるような命令が出された場合は、全てを検討対象にせざるを得ない」と答えた。