Trevor Hunnicutt Doina Chiacu

[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、訪米したサウジアラビアのムハンマド皇太子との18日の首脳会議でスーダン内戦を終えるための協力を要請されたことを受け、終結に向けて「既に取り組みを始めている」と語った。

ムハンマド氏らサウジの代表団も出席したサウジの投資会議で表明した。

トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「スーダンでは甚大な残虐行為が横行している」とし、「地球上で最も暴力的な場所となり、同時に単独では最大の人道危機となっている。食料や医療、他のあらゆる物資が切実に必要とされている」と記載。その上で米国はサウジやアラブ首長国連邦(UAE)、エジプトなどの中東諸国と協力し、中東地域での残虐行為を終わらせ、スーダンを安定化させると訴えた。

スーダンでは軍による暫定統治が続く中で民政移行が協議されていたが、2023年にスーダン国軍の再編を巡って国軍と、傘下の民兵組織「即応支援部隊(RSF)」の間で戦闘が勃発したことで内戦が激化した。民族対立を背景とした流血と、広範な破壊行為が続く中で大勢の国民が避難しており、外国勢力を巻き込みながらスーダンの分裂を招きかねない状況となっている。

事情に詳しい5人の関係者は、スーダンの内戦終結に向けた交渉が行き詰まっている中で、ムハンマド氏は事態打開にはトランプ氏が直接圧力をかけることが必要だと確信していると指摘した。サウジの紅海沿岸は数百マイルにわたってスーダン沿岸に面しているため、内戦終結はサウジの国家安全保障にも密接に関わる。

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