[14日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は14日、パキスタン向け融資プログラムについて同国とスタッフレベルで合意に達したと発表した。同国はIMF理事会の承認を得て12億ドルの融資を受けることが可能になる。

IMFは拡大信用供与措置(EFF)の下で10億ドル、強靭性・持続可能性ファシリティー(RSF)の下で2億ドルを提供する。この2つの制度下での融資総額は約33億ドルとなる。

IMFの融資プログラムでは対象国は定期的な審査に合格する必要があり、IMF理事会の承認が得られれば融資が段階的に実行される。

IMFは「パキスタンの経済プログラムはEFFに支えられ、マクロ経済の安定を定着させ、市場の信頼を回復しつつある」と声明で述べた。

パキスタン経済は回復軌道にあり、インフレは抑制され、対外的なバッファーが強化され、国債スプレッドが大幅に縮小したことで金融状況が改善しているとした。

パキスタンのアウランゼーブ財務相はインタビューで、政府が資本市場への復帰を計画しているとし、年内に最初の中国人民元建てグリーンボンド(環境債)を発行し、その後少なくとも10億ドルの国際債券を発行する予定だと述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。