香港取引所の広報担当者は売上高の数字を巡る不動産業界の慣行について、投資家を混乱させる恐れがあると懸念を示し、決算報告書は適切な会計基準を守り、誤解を招いたり投資家を欺いたりすべきではないと述べた。

一方、碧桂園控股は「不動産業界では本体単独の数字を発表しないのが一般的だ」として、発表方法の変更に消極的。緑城中国は株主への透明性を確保するため本体独自分を公表する方針だとしたが、他社の動きについてはコメントを避けた。旭輝控股と雅居楽集団控股はコメント要請に応じなかった。

アドミラル・インベストメントのビクター・ユン最高投資責任者は「企業が決算報告で最も見栄えが良いやり方を採るのは投資ゲームの一部だ。投資家は企業の発表を鵜呑みにはできず、自力で補う必要がある」と述べた。

(Clare Jim記者)

[香港 29日 ロイター]
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