Gopal Sharma Adnan Abidi

[カトマンズ 10日 ロイター] - 交流サイト(SNS)使用禁止措置への若者の反発に端を発した反汚職デモが流血の事態となり首相が辞任したネパールの首都カトマンズでは10日、兵士が国会議事堂を警護し、外出禁止令で閑散とした市街を巡回警備を行っている。

保健省によると、一連の騒動による死者数は8日の19人を含め25人となった。負傷者は633人。

前日の抗議行動で、議事堂、最高裁判所、閣僚の自宅などが炎上した。議事堂の周辺では、焼け焦げた車やねじれた金属が散乱している。下院議長は「火災で議事堂内のインフラが全て破壊されたと聞いている」とロイターに語った。

カトマンズの空港は再会した。

軍のX投稿によると、外出禁止命令は11日朝まで。関係各派が状況に対応し問題解決に向け連携していると説明した。

軍報道官は、商店や市場は閉鎖され、人通りのない通りを巡回警備し、道路の清掃作業を進めていると述べた。

報道によると、当局とデモ参加者が協議を行う準備が進められている。詳細は不明。ロイターはこの情報を独自に確認できていない。

インドでは9日夜に安全保障閣議を開き、ネパール情勢を協議した。

モディ首相は「ネパールの安定、平和、繁栄は最も重要だ。ネパールの全ての兄弟姉妹に平和と秩序を維持するよう謙虚に訴える」とXに投稿した。

中国外務省は、ネパールの社会秩序と国家の安定が一刻も早く回復することを望むと述べた。

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