[ジャカルタ 2日 ロイター] - インドネシア中央銀行のペリー・ワルジヨ総裁は2日、国内で混乱が広がる中で通貨ルピアが下落したことを受け、為替相場をより高い水準に誘導しており、1ドル=1万6300ルピア前後で取引されるよう取り組むと表明した。

総裁は議会の地方評議会との会合で、中銀はルピア相場を現在1万6400ルピア前後で安定させることに成功していると述べた。

ルピアは前日、8月1日以来の安値となる1万6500ルピアを付けた。

総裁は「昨日の午前中に1ドル=1万6560ルピアまで下落したルピアを今日、1万6400ルピアまで戻した」と発言。

「1万6300ルピア、あるいはそれ以上のルピア高にするよう取り組んでいく」とし、オフショアと国内の為替市場で介入を継続する意向を改めて示した。

同国では抗議デモが各地に拡大。8月28日にバイク運転手が警察車両にはねられ死亡して以降、激しさを増している。

ルピアは29日に0.9%下落した。

デモは今週も続いており、バンドン市では1日夜、2つの大学の近くに集まったデモ隊に対し、警察が催涙ガスを発射した。

2日の主要株価指数は1.17%反発。過去2営業日で2.7%下落していた。

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