[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とハイテク銘柄中心のナスダック総合が過去最高値で取引を終えた。この日発表された米雇用統計が市場予想を上回ったことを受け、市場では連邦準備理事会(FRB)が9月まで利下げを行わないとの見方が高まった。こうした中、AI(人工知能)半導体大手エヌビディアが1.3%上昇し、時価総額は4兆ドルに迫った。

労働省が発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は14万7000人増加で市場予想を上回った。失業率は4.1%。5月の4.2%から予想外に低下した。

CMEのフェドウオッチによると、連邦準備理事会(FRB)が9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の利下げを行う確率は68%と、1週間前の74%から低下した。

マン・グループのチーフ・マーケット・ストラテジスト、クリスティーナ・フーパー氏は「市場には非合理的な熱狂が訪れつつあり、過度に楽観的な方向に傾いている」と指摘。とはいえ、それにはある程度の根拠があるとした上で、「雇用統計が(懸念されていたような)弱い結果ではなかった」ことである程度の安堵(あんど)感がみられたと述べた。

エヌビディアの6月末時点の時価総額は3兆8600億ドルとなり、マイクロソフトの3兆6900億ドルを約4.3%上回って世界の時価総額ランキングで首位に返り咲いた。

その他の個別銘柄では、旅行情報サイト運営トリップアドバイザーが16.7%上昇。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、アクティビスト(物言う株主)のスターボード・バリューがトリップアドバイザーの株式9%超を保有していると報じたことが材料視された。

クラウドセキュリティ企業のデータドッグも14.9%急騰。S&P500指数で通信機器のジュニパーネットワークスに代わって採用されることが決定したこと受けた。

この日は東部時間午後1時までの短縮取引のため、米取引所の合算出来高は108億5000万株と、直近20営業日の平均178億2000万株よりはるかに少なかった。

 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 44828 +344 +0.7 44565 44885 44550

.53 .11 7 .75 .83 .42

 前営業日終値 44484

.42

ナスダック総合 20601 +207 +1.0 20497 20624 20480

.10 .97 2 .66 .51 .22

 前営業日終値 20393

.13

S&P総合500種 6279. +51. +0.8 6246. 6284. 6246.

35 93 3 46 65 46

 前営業日終値 6227.

42

ダウ輸送株20種 16046 +28. +0.1

.83 77 8

ダウ公共株15種 1052. +6.6 +0.6

98 7 4

フィラデルフィア半導体 5647. +36. +0.6

12 07 4

VIX指数 16.38 -0.2 -1.5

6 6

S&P一般消費財 1783. +13. +0.7

67 33 5

S&P素材 576.3 -0.0 0.00

0 2

S&P工業 1264. +10. +0.8

37 27 2

S&P主要消費財 905.6 +1.7 +0.2

0 6 0

S&P金融 885.2 +9.4 +1.0

2 6 8

S&P不動産 262.5 +0.3 +0.1

5 1 2

S&Pエネルギー 666.6 +1.6 +0.2

4 5 5

S&Pヘルスケア 1580. +1.7 +0.1

76 9 1

S&P通信サービス 376.0 +2.2 +0.6

0 8 1

S&P情報技術 5036. +64. +1.2

65 07 9

S&P公益事業 415.6 +3.0 +0.7

5 7 4

NYSE出来高 7.42億

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 4020 + 大阪比

5 485

シカゴ日経先物9月限 円建て 4012 + 大阪比

0 400

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