Takaya Yamaguchi

[東京 13日 ロイター] - 政府は13日、石破茂政権として初となる経済財政運営の指針(骨太方針)を閣議決定した。賃上げを成長戦略の要と位置付け、成長型経済への移行を実現することが柱。閣議決定に先立つ経済財政諮問会議で、首相は「成長と分配の好循環が動き始めた今こそ、デフレに後戻りせず、成長型経済への移行を確実なものとしなければいけない」と述べた。

骨太方針は、1)マクロ経済運営の基本的考え方、2)賃上げを起点とした成長型経済の実現、3)中長期的に持続可能な経済社会の実現、4)当面の経済財政運営と2026年度予算編成に向けた考え方――の4項目を柱とし、減税より賃上げとの考えを前面に打ち出した。

石破首相は「経済全体のパイを拡大する中で、物価上昇を上回る賃上げを普及・定着させ、現在および将来の賃金、所得が継続的に増加する成長型経済の実現を目指す」と強調。

その上で「経済再生と財政健全化の両立を進め、2040年ごろに名目GDP(国内総生産)1000兆円が視野に入るよう取り組む」と述べた。

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