[1日 ロイター] - ベエズエラによる4月の石油輸出量は約20%減の日量70万バレル前後となり、9カ月ぶりの低水準だった。米石油大手シェブロンの輸出分が取り消されたことが影響した。

ベネズエラ国営石油会社PDVSAは4月、シェブロンに許可していた輸出枠の大半の効力を停止し、米国に向かっていたタンカーの一部を国内に戻すよう命じた。米国から制裁に伴い、代金支払い面で不確実性が生じたのが理由だ。

米国はベネズエラに対する制裁を再開し、シェブロンに与えていたベネズエラでの事業許可取り消しを決めている。5月27日まで猶予期間を設けていたが、PDVSAの措置によって期限の前にシェブロンの出荷が打ち切られた形になった。

LSEGの船舶追跡データによると、4月にベネズエラ領海から出発したタンカーは合計32隻で、平均積載量は原油・燃料が日量69万8767バレル、石油化学製品などが35万7000トンだった。

主な輸出先は中国が約42万8000バレル、米国が13万8000バレル、インドが6万4200バレルだった。

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