[東京 24日 ロイター] - シンガポールの投資ファンド3Dインベストメント・パートナーズ関連会社のシトコは24日、NTT都市開発リート投資法人の投資口を対象に実施していた公開買い付け(TOB)が成立しなかったと関東財務局に報告した。1月28日から3月21日まで行ったが、応募投資口総数(6万5678口)が買付予定数の下限(11万5279口)に満たなかった。

TOBは、1口13万1890円とし、保有比率を15%まで高めることを目指していた。NTT都市開発リートは当初、事前連絡はなく、一方的に行われたものと指摘。期間中には、3D側の保有目的に関する将来見通しなどが明確でないことなどから、TOBが投資主価値の向上に資するものとは考えられず、賛同することはできないと表明した。一方で積極的に反対意見を表明する理由も見いだせないとし、中立の立場を取っていた。

NTT都市開発リートは、今回のTOB結果を踏まえ、今後もスポンサーのNTT都市開発との関係をより一層強化し、さらなる外部成長や内部成長を図り、投資主価値の向上を目指していくとするコメントを出した。

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