Kentaro Okasaka

[東京 5日 ロイター] - トライアルホールディングスは5日、西友を3800億円で買収すると発表した。米ファンドのKKRと米ウォルマートから、7月1日付で全株式を取得する予定。

トライアルHDは九州を地盤とするディスカウントストア業態の流通企業。西友の子会社化で関東や中部、関西エリアにも基盤を確立でき、連結売上高1兆円超の小売グループになるとしている。

ファミリーマートや良品計画の源流となった西友は、2008年にウォルマートが完全子会社化した。ウォルマートは21年にKKRと楽天グループへ西友株計85%を売却。その後、楽天は23年に保有株すべてをKKRに譲渡していた。

トライアルHDによると、株式取得資金は手元資金に加え、取引銀行から新たに3700億円の借入金を調達して充当し、増資の予定はない。

ウォルマートとともに西友の経営を支援してきたKKRジャパンの平野博文社長は「西友がこれまでの成果を基盤にさらなる成長が実現できると確信している」とコメント。西友の大久保恒夫社長は「西友の強みとトライアル社の先進的な情報システム、データ活用等の強みをいかし、両社が協力し合って更に発展していくことを期待している」とした。

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