[ドバイ 6日 ロイター] - サウジアラビア国有石油会社サウジアラムコが6日発表した第2・四半期決算は3.4%の減益だった。原油生産の減少と精製マージンの悪化が響いた。

第2・四半期の純利益は1090億1000万リヤル(290億3000万ドル)。同社がまとめた市場予想の中央値である277億ドルを上回った。

第2・四半期の配当は311億ドル。うち業績連動型配当は108億ドル。同社は昨年、基本配当に加え、業績連動型配当を導入した。

同社は今年の配当総額が1242億ドルになると予想。従来予想の1243億ドルとほぼ同水準だった。

サウジ政府はアラムコ株の81.5%近くを保有。同社からの配当金、ロイヤルティー、税金の支払いに大きく依存している。

アラムコの第2・四半期の設備投資は前年比約14%増の121億ドル。原油の持続可能な最大生産能力を日量1200万バレルで維持するための投資やガス事業の拡大などを行った。

同社は「中・長期的な需要増加に関する当社の予測に引き続き自信を持っており、今後も成長戦略を実行していく」と表明した。

サウジは現在、生産能力の約4分の3に相当する日量900万バレルを生産。他の石油輸出国機構(OPEC)プラス加盟国とともに減産を実施している。

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