さらに「この大統領令は、意図的にせよそうでないにせよ、米国はイスラム教徒の入国を望んでいないというシグナルを発している」と指摘した。

 これに対しトランプ大統領はツイッターで、両議員を名指しし「悲しむべきことに、入国管理のことが分かっていない」と批判した。

 大統領はこのほかにも、米国には「厳重な国境警備と身元審査が必要だ、いますぐに」と投稿。「多数のキリスト教徒が中東で処刑された。この恐怖がこれ以上続くことを許すわけにはいかない」と主張した。過激派組織「イスラム国」の標的となったシリアなどの国々では、キリスト教徒よりずっと多くのイスラム教徒が殺害されたことに大統領は触れていない。

 民主党の有力議員であるシューマー上院議員は、大統領首席補佐官の発言を受け「明確化は必要だが、明確化によりこれら(大統領令)の恐ろしい本質、政権の無能が露呈している」と述べた。

[ワシントン 29日 ロイター ]
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