欧州議会は24日、トルコとの欧州連合(EU)加盟交渉の中断を欧州委員会と加盟各国に求める決議を479対37の賛成多数で採択した。

 決議は、7月のクーデター未遂事件以降にトルコ当局がとった「不適切な弾圧的対応」を「強く非難」した。決議には法的拘束力はない。

 トルコのEU加盟交渉は11年続いているが、長く停滞している。

 トルコのユルドゥルム首相は、決議には重要性がないと一蹴。トルコとの関係を絶てば、EUへの移民難民の流入が加速すると警告した。

 ユルドゥルム首相は、トルコ国営メディアとのインタビューで「トルコは(移民難民の大量流入から)欧州を守っている要因の一つ」と指摘した上で「欧州との関係断絶はトルコにとってマイナスであることは事実だが、欧州への打撃はその5、6倍にもなる」との見方を示した。

[ストラスブール 24日 ロイター]
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