米連邦検察当局は20日、週末にニューヨーク市とニュージャージー州で起きた爆発事件に関わった疑いで逮捕されたアフガニスタン出身のアハメド・カーン・ラハミ容疑者(28)を、大量破壊兵器の使用など10件の罪で訴追した。
検察当局によると、ラハミ容疑者はオークションサイトのイーベイで、爆弾の部品を購入し、手製の爆発装置をテストしている動画を制作。また、アフガニスタン、イラク、シリア、パレスチナで米国がムジャヒディン(イスラムの戦士)を「大量虐殺」していることに激しい怒りを記した日記が見つかったという。
ラハミ容疑者は日記のなかで、国際武装組織アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディン容疑者らを称賛。ビンラディン容疑者のことを「兄弟」と呼んでいた。
同容疑者の訴追が発表されると、ホワイトハウスのアーネスト報道官は「これは確かにテロ行為のようだ」と述べ、ホワイトハウスは同事件をテロとする見解を初めて示した。
リンチ米司法長官も「テロ行為」として捜査を進めていることを明らかにした。
一方、ラハミ容疑者の父親は20日、記者団に対し、息子が武装勢力と関わりがあることを心配し、2年前に米連邦捜査局(FBI)に通報していたことを明らかにした。
FBIは2014年にラハミ容疑者を取り調べたことを認めたが、「テロとのつながり」を示す証拠は見つからなかったとしている。
[ニューヨーク 20日 ロイター]

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