[東京 26日 ロイター] - 半導体検査装置大手のアドバンテストが26日発表した2023年4─6月期連結決算(国際会計基準)は、スマートフォンなどの需要低迷で営業利益が前年同期から約7割減少した。会見した吉田芳明社長は、生成AI(人工知能)ブームなどで来年以降に需要が回復してくるとの見方を示した。

アドバンテストがこの日発表した連結営業利益は前年比68.1%減の142億円。パソコンやデータセンター向けも半導体需要が弱く、今年度の非メモリー向け検査装置の市場規模見通しを引き下げた。通期の業績予想は据え置いた。

吉田社長は「来年以降の需要増に期待する」と説明。生成AI向けの半導体投資が拡大するほか、スマートフォン向けも回復し、検査装置需要が急速に上向くとみている。吉田社長は「高いカーブで(業績が)上がっていく」とし、25年3月期の売上高は過去最高だった23年3月期の水準まで回復することが期待できるとした。

(浦中美穂)

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。