ペルーで10日投票が実施された大統領選挙は、選挙管理当局の中間集計で、アルベルト・フジモリ元大統領の娘ケイコ・フジモリ氏(40)が得票率38%で1位、次いでクチンスキ元首相(77)となり、両氏の決選投票となる見込みだ。

  ペルーの大統領選挙は、得票が過半数に届く候補がいない場合は1位候補と2位候補による決選投票が実施される。決選投票は6月5日に予定されている。

 選管ONPEによると、開票率20%時点で、フジモリ氏の得票率が38.04%、クチンスキ氏が25.48%、国会議員ベロニカ・メンドサ氏(35)は16.22%となっている。

 決選投票では、フジモリ元大統領のかつての強権政治を批判する有権者がケイコ・フジモリ氏の対立候補に投票する可能性が高い。4月5日には首都でフジモリ氏反対派による数万人規模のデモを行われた。

 一方、メンドサ氏は、ペルーの主要産業でありながらも環境破壊を伴う鉱山開発に依存する経済からの脱却を提唱。終盤の世論調査で急速に他候補を追い上げた。

 ONPEは、11日に集計作業を終えるとしている。

[リマ 10日 ロイター]
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