この告発はメーガン妃にとっては厳しいものだが、特に問題なのはイギリスのタブロイド紙によるものでも、夫妻に批判的なアメリカのメディアによるものでないことだ。

筆者のピール氏は「ニューヨーク・タイムズ」や「ニューヨーク・マガジン」などにも寄稿している、ジャーナリストである。つまり、今回の告発は単なる「アンチ・メーガン勢力による陰謀」ではないということだ。

昨年、「ハリウッド・レポーター」誌が「メーガン妃はハイヒールを履いた独裁者」と報じた。その際には、メーガン妃側は「Us Weekly」誌を通じて反撃した。当時の(夫妻の慈善団体である)「アーチウェル」財団の広報担当であったアシュリー・ハンセン氏が先頭に立ち、次のように述べている。

「私に大手術が必要になった際に、(メーガン妃から)実の子に対するような心配と気遣いを受けました。優れたリーダーであっても、スタッフの離職はあります。どんな上司や会社もそれを免れることはできません」

しかし、ハンセン氏はこの発言から1カ月も経たないうちに辞職している。メーガン妃はハンセン氏を称賛するコメントを発表し、今後も協力関係を続ける意向を示した。

メーガン妃は、この「Us Weekly」誌を使って行なった広報戦略が、このハラスメント問題を解決しないことを、すでに理解しているはずだ。現に「ヴァニティ・フェア」誌に最新記事が出たこと自体が、前回の戦略が失敗した証拠でもある。

メーガン妃には今後2つの選択肢がある。

メーガン妃は「天使」か「悪魔」かという極端の二択
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