「経験を積んだチームが細心の注意を払って撮影を行い、撤収前に原状に戻した」と、ナミビア環境省のシメオン・ネグンボ事務次官はAFPに断言した。

 ナミビア政府がもみ消しに躍起になったのも無理はない。ナミビアは12年にナミブ砂漠をユネスコの世界遺産に推薦。審査結果を待っていた13年に騒ぎが持ち上がったからだ。

 結局、ナミブ砂漠は「ナミブ砂海」として世界遺産リストに登録された。

 推薦書類によると、ナミブ砂海には「壮大な砂丘がそびえ、その鋭角的なシルエットが風と時間の流れに伴って絶えず変貌する、息をのむほど美しいパノラマ」が広がるという。

 撮影クルーが残したとされる痕跡も「風と時間の流れ」が消し去るといいのだが......。