[東京 1日 ロイター] - 内閣府が1日に発表した11月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は前月から1.3ポイント低下し28.6となった。2020年6月以来の低水準で、内閣府は基調判断を前月に続き下方修正した。大幅なマインド悪化の要因を「物価上昇と新型コロナウイルスの感染拡大」(内閣府幹部)と分析している。

指数を構成する意識指標の全てが悪化した。「耐久消費財の買い時判断」は1.1ポイント低下し21.4で、2004年の統計開始以来の最低水準となった。その他の項目でも「暮らし向き」は0.8ポイント、「収入の増え方」は1.1ポイント、「雇用環境」は1.9ポイント、「資産価値」は1.0ポイントそれぞれ低下した。

内閣府は10月に消費マインドの基調判断を「弱い動きがみられる」に引き下げたが、11月はさらに「弱まっている」に下方修正した。

1年後の物価見通しについて最も多かった回答は「5%以上上昇する」で、全体の64.1%と過去最多の割合となった。消費者の物価予想では「上昇する」と見込む割合が今年2月以来9割を超えており、11月は94.0%に達している。

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