[ロンドン 24日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のラムスデン副総裁は24日、利上げで借り手が受ける影響は「痛感」しているとしながらも、英中銀はインフレを目標に戻すために必要な措置を講じると述べた。

議会財務委員会で「これまでの措置による影響は痛感している」としながらも、「英中銀は必要な措置を講じる」とし、金利は「引き上げておかなければならない期間のみ、高水準にする必要がある」と語った。

S&Pグローバル/CIPSがこの日に発表した英国の10月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は47.2と、前月の49.1から低下。ロックダウン(都市封鎖)下にあった2021年1月以来の低水準となった。

ラムスデン氏はこれについて「経済のリセッション(景気後退)入りと一致する」との見方を示した。

24日には与党・保守党の党首選でスナク元財務相が党首に選出され、首相に就任する見通しとなった。

ラムズデン氏は金融市場で借り入れコストが低下したのは良いスタートだと述べる一方で、市場は依然として「かなり熱が高い」状態と指摘した。

「国債市場の利回りを見ると、信頼が回復していることが分かる」とし「政策決定や財政の枠組みを安定させることが極めて重要」と述べた。

スナク政権でハント財務相は留任し、31日に中期財政計画を発表するとみられている。

ラムスデン氏はハント氏がエネルギーコストをどのように抑制する考えなのかを聞くことが中銀にとって「特に重要」との認識を示した。

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