[3日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価3指数が上昇して取引を終え、2022年第4・四半期の初日を2%を超える大幅高で飾った。予想を下回った製造業データを受けて国債利回りが低下し、投資先としての株式の魅力が高まった。

今年はインフレ抑制に向けた利上げや景気減速懸念を背景に波乱含みの展開が続き、米株市場は3四半期連続で下落している。

B・ライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「米国債利回りの低下はリスクオン環境を意味し、プラス材料だ」と述べた。

供給管理協会(ISM)が3日発表した9月の製造業総合指数(NMI)は50.9となり、2020年5月以来2年4カ月ぶりの低水準を記録した。

英国の減税計画が撤回されたことも、米国債利回り低下につながった。

S&P主要11セクター全てがプラスとなった。中でもエネルギーの上昇が目立った。

石油大手エクソンモービルとシェブロンはともに5%超値上がり。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が大幅減産を検討しているという報道を受け原油市場が上昇したことに支援された。

アップルやマイクロソフトなど大型グロース(成長)・テクノロジー株も買われ、両社はともに3%超高となった。銀行株指数も3%上昇した。

米取引所の合算出来高は116億1000万株。直近20営業日の平均は115億4000万株。

電気自動車(EV)大手テスラは8.6%下落。第3・四半期の納車台数が市場予想に届かず、物流の問題で同四半期の生産台数も下回った。

新興EVメーカーのルーシッド・グループは0.9%高、リビアン・オートモーティブは3.1%安。

クレディ・スイスとシティグループは、S&P総合500種の今年の年末目標を引き下げた。インフレ抑制に向けた大幅利上げが背景。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を5.04対1の比率で上回った。ナスダックでも2.70対1で値上がり銘柄数が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 29490.89 +765.38 +2.66 28855.25 29647.79 28855.25

前営業日終値 28725.51

ナスダック総合 10815.44 +239.82 +2.27 10659.01 10875.46 10577.89

前営業日終値 10575.62

ダウ輸送株20種 12464.96 +406.70 +3.37

ダウ公共株15種 914.79 +26.32 +2.96

フィラデルフィア半導体 2393.32 +86.62 +3.76

S&P一般消費財 1125.04 +2.73 +0.24

S&P素材 442.32 +14.55 +3.40

S&P工業 722.00 +21.40 +3.05

S&P主要消費財 707.87 +12.09 +1.74

S&P金融 518.70 +14.31 +2.84

S&P不動産 230.15 +4.21 +1.86

S&Pエネルギー 584.45 +31.89 +5.77

S&Pヘルスケア 1441.49 +30.13 +2.14

S&P通信サービス 166.83 +4.82 +2.98

S&P情報技術 2145.31 +65.46 +3.15

S&P公益事業 342.46 +9.94 +2.99

NYSE出来高 11.48億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 26605 + 375 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 26595 + 365 大阪比

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