[ブダペスト 30日 ロイター] - ハンガリー国立銀行(中央銀行)は30日、政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き上げて11.75%とした。
また「物価がさらに上昇し、持続的なインフレとなるリスクがあるため、引き締めサイクルを断固として継続するのが妥当だ」と述べ、物価高の二次的な波及を避けて中期的な予想物価を落ち着かせることが大事だと指摘した。銀行に義務付ける準備率を1%から5%に引き上げるなど金融システムにおける流動性を引き締める幾つかの新たな措置も打ち出した。
中銀のビラグ副総裁は、物価上昇率のピークを予想するのは難しいとしつつ、数カ月間は上振れが想定されると説明。9月に中銀が公表するインフレ報告が物価と経済成長率の見通しを把握する上で重要になると付け加えた。
ハンガリー中銀は昨年6月、欧州連合(EU)加盟国として真っ先に利上げを開始。これまでの利上げ幅は合計1000bp余りに達しているが、なお利上げは続く見通しだ。
市場関係者からは、中銀がインフレリスクを強調している以上、政策金利は年末までに13.50%まで高まる可能性があるとの声が出ている。