[パリ 16日 ロイター] - 欧州連合(EU)と米国は16日、ロシアのウクライナ侵攻によって生じている食料やコモディティーの供給混乱への対応で協力することで合意した。

共同声明で、食料の輸入に関し特定の国への過度な依存低減を目指し、世界食料生産の回復力強化に取り組む方針を明示した。

ウクライナからの穀物輸出の減少が価格高騰を招き、インドによる小麦輸出停止の動きなどによって、状況は悪化している。

欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長(通商担当)は、食料輸出の制限措置などに対抗するため、EUと米国が、6月の世界貿易機関(WTO)などの国際会議で協力していく方向で一致したと明らかにした。

ウクライナから穀物を輸出するために、代替の陸路を模索することも重要とした。

また、EUと米は、「信頼できない供給元」への依存を減らし、ロシアから主要品の供給が突然停止した場合、影響軽減に向け協力することで合意した。

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