[30日 ロイター] - ウクライナ侵攻を受けて西側諸国の制裁対象となったロシア第2位のVTB銀行は30日、今月に金1トンを顧客に売却したと発表した。金の需要は増加する見込みという。
通貨ルーブルが急落し、市民の間に動揺が広がる中、ロシアは3月1日に個人の金購入に課していた20%の付加価値税(VAT)を撤廃した。
VTBは月初に金の販売を開始して以降、200件以上の注文を受けたとし、1キロの延べ棒を購入する顧客が最も多かったと明らかにした。
同行の幹部は「不透明感が強まっている」状況下では、金は投資家がポートフォリオを多様化し、貯蓄を保護することを可能にすると述べた。
家計による貴金属購入は、ロシア経済への資金流入減少にもつながる見込みだとアナリストは指摘している。