また、マイクロソフトのWindowsのように、OEMパートナーにソフトウェアをライセンス提供する構想も検討されている。これにより、xAIが工場を持たなくても、複数ブランドによる広範なデバイスエコシステムを構築できる可能性がある。

ソフトウェア面では、AI「エージェント」やサービスに特化した中核OSが開発されると見られる。マスク氏は、xAIのエージェントが本格的なソフトウェアを自律的に作成・改善できるよう設計されており、ゲーム開発なども視野に入れていると述べている。

特にエンターテインメント分野では、「来年末までに優れたAI生成ゲームを完成させることを目標にしている」と明かしている。プラットフォーム構想からすれば、将来的に独自の開発ツールやSDK(ソフトウェア開発キット)も登場する可能性があるが、現時点で公式な発表はない。

この構想を支えるのが「Colossus」と呼ばれるインフラだ。マスク氏によると、Colossus 1はすでに稼働中で、Colossus 2はテネシー州メンフィスに建設予定だという。

彼は、Colossus 2に「Macrohard」のロゴが施された画像も共有している。

現時点で「Macrohard」に明確に関連する求人はごく少数しか確認されておらず、表向きのチームはまだ小規模とみられる。主要な開発は、xAIのインフラチームとエージェント開発ワークフローによって進められているようだ。

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