アゾフはNATOの基準に沿った部隊の再編成を外国の専門家に頼らずに学び、22年のロシアの侵攻時には戦闘準備が万全だったと、キーウ・ポスト紙は報じた。

「われわれの指揮官は士官学校を出たばかりというわけではない」と、アゾフの将校は今年1月、ジャーナリストのデービッド・キリチェンコに語った。「彼らは戦場で昇進する」

今年春から初夏の厳しい戦闘を経て、アゾフ軍団の目覚ましい成功は、ウクライナ軍で進行中の再編成に明るい見通しをもたらしている。これは約100個旅団から成る巨大な軍組織から、部隊の指揮統制を最適化するために設計されたコンパクトな軍団システムへの転換だ。

専門家はキーウ・ポスト紙に対し、「国防軍内の現在の軍団は質という面で新しい存在だ」と語る。

批判派は長年、ウクライナ軍が肥大化するにつれ、軍の分散した組織が調整不足の原因となり、ウクライナに多大な犠牲を強いていると非難してきた。

「これまでは、さまざまな旅団と周辺の部隊がごた混ぜになり、まとまりを失っていることも多かった」と、ウクライナ陸軍アカデミーの講師で歴史家のアンドリー・ハルクは4月にキーウ・ポスト紙に語った。

抵抗の象徴、その現在地
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