<「ならず者」の烙印から国家部隊の中核へ。彼らはいかにして「精鋭」へ転じたのか>

この夏、ウクライナ軍最高司令部は賭けに出た。精鋭のアゾフ旅団を含む5個旅団で構成する特殊部隊の第1アゾフ軍団を、激戦地ポクロフスク付近に再配置したのだ。

ロシア軍はじりじりと前進し、ウクライナの防衛線の一部を突破していた。

8〜9月の5週間に及ぶ激しい地上戦で、第1アゾフ軍団とウクライナ正規軍部隊はロシア軍を押し戻し、6つの村と広大な領土を奪還した。

「ウクライナ軍は事態が本当に悪化したときの緊急部隊として、アゾフとその派生部隊を頼りにする」と、ウクライナ専門家のアンドレアス・ウムランドは言う。

「アゾフは優秀で、よく訓練され、装備が整っているといわれる」

だが以前は、全く別の評判にまみれていた。アゾフ旅団の誕生は2014年、さまざまな右翼過激派が集まった組織だった。その後間もなく、内務省傘下の国家親衛隊に編入された。

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過激の烙印とロシアのプロパガンダ
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