注意深く監視する必要のある天体とは?

ただし、地球近傍天体(NEO)の中のごく一部、「潜在的に危険な小惑星(PHA)」とされるものについては、より注意深く監視する必要がある。

PHAは、直径が約140メートル以上で、地球の公転軌道から約740万キロ以内に接近する軌道を持つ小惑星を指す。

PHAは多数存在しているが、現時点で地球に衝突する可能性が高いものは存在しない。

「『潜在的に危険』の意味は、何世紀、何十世紀という長い時間の中で軌道が変化し、地球に衝突する可能性があるかもしれないというものにすぎない。われわれはこうした長期的な、何世紀も先の衝突可能性については評価していない」と、CNEOSの責任者ポール・チョダスは以前、本誌に語っている。

今のところ、小惑星衝突による地球滅亡といった大惨事が起こる可能性はそこまで高くはなさそうだ。

【動画】地球に接近する小惑星「2025 QD8」
【関連記事】