旅の最後の夜にスマートフォンを失うかもしれない状況に直面しながらも、彼女は冷静さを保とうとしていた。

「パニックにならないようにした。最後の夜だし、翌日には飛行機で帰らなきゃいけない。タクシーの運転手にも連絡できないし、その次の日には仕事がある・・・全部スマホの中にあるのに」と語る。

その後、ヴィラのすぐそばの海中にスマホらしきものを「ちらっと」見つけ、「砂の上に落ち着いてるように見えた」と感じたという。彼女はすぐに服を脱ぎ、水着に着替え、ライフジャケットを身につけて海に飛び込み、スマホを見たと思われる辺りを泳ぎ回った。

荒れた海の中でも、彼女はあきらめなかった。「足で探ったけど見つからなかった。もうダメかと思ったその時、奇跡みたいに見つけることができた」と語る。

驚くべきことに、スマートフォンはまだ動いていた。「足の下に何か感じて、つま先でつかんで引き上げた。その瞬間、Instagramの通知音が聞こえてきた。まさかまだ動いてるなんて信じられなかった。ほんとに運がよかった」としている。

スマートフォンのブランド名は明かされていないが、その耐久性は市場全体の傾向とも一致する。カリフォルニアに拠点を置く市場調査会社「QYResearch」によると、防水・耐衝撃スマートフォンの世界市場は2024年に9億9300万ドルと推定されており、2031年には1319億ドルに達すると見込まれている。

「メイクも守りたかった」
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