ハートによれば、この感染症は、ヘビが加熱ランプの近くにいすぎたことでできた火傷が原因とみられる。「頭の上や鼻を火傷してしまっています」と語った。

ハートと彼のチームは野生動物の保護を推進するべく、動物のリハビリと一般市民向けの啓発活動を行っている。

今回ヘビが遺棄された背景として、感染症の治療にかかる「高額な医療費や飼育費の負担が重くのしかかった」可能性が高いとハートはみている。そうした経済的な重圧が「残念ながら最悪の解決策を選択させてしまった」と話す。

また、全長約5メートルのヘビは「筋肉の塊」のようで、捕獲は容易ではなかったと付け加えた。

ハートと彼のチームは、「アップルズ」と名付けたこのニシキヘビのリハビリに取り組んでいる。

「抗生物質の注射を打ち、過酸化水素水とヨウ素で口の中を洗浄している。かなりひどい状態で本当に心が痛む...想像される通り非常に痛々しい状態です」と語りつつ、このヘビが無事に回復することを「強く信じている」とも付け加えた。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます