<イーロン・マスクが去った政府効率化省がAIで規制撤廃を進め、数兆ドル規模のコストを削減するというが>

第2次トランプ政権発足から1年以内に米連邦規則の50%を削除するという目標達成のため、人工知能(AI)が使われているという。米ワシントン・ポスト紙が26日報じた。

同紙が入手した内部文書や当該プロジェクトに詳しい4人の政府関係者への取材によると、この計画は非常に野心的なスケジュールで進行しており、複数の政府機関で広範にAIツールが活用されているという。

ニュースウィークは26日、ホワイトハウスにコメントを求めた。

効率化省(DOGE)は、連邦政府の効率向上と無駄の削減を目的として、トランプが大統領令によって創設した機関。イーロン・マスクが率いていたが、5月に政権を離れている。

この計画は、トランプ政権が連邦規制制度を抜本的に見直そうとする取り組みの中で、最も攻撃的な取り組みの1つとされる。規制撤廃のプロセスを自動化することで、政府支出や法令順守のためのコストの大幅削減を目指している。

しかし、ワシントン・ポストは、AIが複雑な法的文書を解釈した上で規制の必要性を判断することについては、精度や監視体制、さらには政策形成における公務員の将来的役割といった点で、法的および実務的な懸念があるとも報じている。

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すでにAIツールを利用し始めた省庁も
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