2024年、アメリカ国内のホテル1泊あたりの平均宿泊料金は155ドルで、2022年の145ドルから上昇している。2019年には131.21ドルだったが、新型コロナウイルスの影響で旅行需要が落ち込んだ2020年には103.25ドルまで下がった。

今回のような「ロビー直結」の部屋は戸惑いこそ生んだものの、景観の良い客室が旅の目的の一部になることもある。

たとえば本誌は6月、トロント・マリオット・シティセンター・ホテルに滞在したマット・ゴールドマンに取材。このホテルには、メジャーリーグのトロント・ブルージェイズの本拠地「ロジャース・センター」のフィールドを一望できる客室がある。

試合前、ゴールドマンと父親が選手たちのウォームアップを見ていたところ、ある選手がボールを投げてくれたという。その思いがけない出来事は、彼にとって旅の忘れられない記憶となった。

当時ホテルのゼネラルマネージャーを務めていたライアン・ソダーバーグは本誌に対し、「あの特別な部屋に泊まることを"人生で一度はやりたい体験"だと言ってくれる人が多い。それほど印象的な瞬間を、私たちのホテルで味わってもらえるのは本当にうれしいことだ」と語っている。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 日本の高齢者施設ランキング
2026年8月4日号(7月28日発売)は「日本の高齢者施設ランキング」特集。

民間介護施設250/療養型病院200/リハビリテーション病院300――世界視点で評価された日本の施設を一挙紹介。[PLUS]和田秀樹:失敗しない施設選び/いとうまい子:介護と健康寿命と研究と

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます