中国各地で記録的な猛暑が続く中、電力需要が過去最高の15億キロワットを超えたと中国国家エネルギー局が16日、明らかにした。

過去最高を記録したのは今月3度目。

同国では南西部の重慶市、成都市から南部の広州まで猛烈な暑さに見舞われている。国営メディアの17日の報道によると、国家気象当局は過去2日間で8つの観測地点で史上最高気温を記録したと発表した。

エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのエネルギー・気候変動専門家、チム・リー氏は「電力システムはこれまでのところ持ちこたえているが、夏が本格化するにつれて本当の試練が訪れるだろう。依然として計画停電のリスクがある」と述べた。

リー氏によると、6月の発電量急増分の半分は太陽光発電によるものだった。全国の水力発電量も前年比で増加したが、2022年の同時期の水準は下回った。

気象学者が気候変動と関連付ける極端な高温は中国の政策立案者にとって大きな課題となっている。高温は農地の作物を枯らせて農家の収入を減らすだけでなく、製造拠点に影響を与えて主要な港湾都市の業務を混乱させ、既に負担過剰になった医療体制を圧迫する可能性がある。



[ロイター]
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