ワーナー・ブラザースのマイク・デ・ルカ氏は、「10代の若者がデートで映画に誘おうとするとき、ホラー映画は決まって人気になる。身を寄せ合って、息を呑んだり、叫んだりできるから、デートには最高の体験だ」と語る。

<怖いもの見たさの見世物小屋>

ホラー映画は、1910年、トーマス・エジソンが初の撮影カメラ、キネトグラフで「フランケンシュタイン」を撮影した頃から、映画の定番だった。1932年、全英映像等級審査機構は「H」というレーティングを導入し、このジャンルを正式に指定した。

しかし、ホラーは常にハリウッドの尊敬を集めていたわけではなかった。フォローズ氏は、「20世紀前半には、見世物小屋のようなものと見なされていた」と述べる。

「サイコ」、「エクソシスト」、「シャイニング」といった作品が批評的にも商業的にも成功を収めるにつれて、認識が変わり始めた。スティーブン・スピルバーグ監督は、1975年に古典的なモンスター映画を再構築した「ジョーズ」で、夏の大作ヒットの時代を到来させた。

近年、ホラーはアカデミー賞の話題にも上るようになっている。

ジョーダン・ピール監督は2018年に「ゲット・アウト」でアカデミー脚本賞を受賞した。デミ・ムーアは今年初め、「サブスタンス」で、美しさを保つためには手段を選ばない年老いたハリウッドスターの役を演じ、自身初のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

今年の夏に上映するホラー映画に事欠かない