レバーキング、再び注目の的に

Netflixのドキュメンタリー『Untold: レバーキングとステロイド疑惑』は、5月に配信開始された。

それ以来、サプリ販売からインターネット上の有名人へと成り上がったジョンソンの軌跡、そしてステロイドスキャンダルの衝撃を描き、彼の異色のライフスタイルは再び世間の脚光を浴びている。

 

その番組では、SUV車を引きずり、ダンベルを持って水中を歩き、妻の「レバークイーン(肝臓女王)」をベンチプレスするなどの動画がバズったことが成功の原点として取り上げられ、そのすべてが「プライマル(原始人)」と呼ばれる熱狂的フォロワーたちを惹きつけている。

「肉食による厳格な自己鍛錬」の象徴とされていたその肉体は、実際にはそうではなかった。

ユーチューバーのデレク・マンロー氏の調査により、ジョンソンが毎月1万1000ドルをかけてステロイドなど複数のパフォーマンス向上薬物を使用していたことが、2022年のメール流出によって明らかになっている。

何度も薬物使用を否定していたジョンソンだったが、最終的には自身のSNS上で公式に謝罪。それにもかかわらず、彼のブランドは完全には失墜していない。

現在でもインスタグラムのフォロワーは200万人以上を誇り、評判に傷がついた後も、男性向けウェルネス界隈での根強い影響力を誇っている。

管理栄養士のボールズ氏は、ジョンソンの食事法における未加工食品の取り入れや、砂糖やナトリウムの排除については一定の評価をした一方で、魚やクルミ、オリーブオイルといった健康的な脂質の欠如については、健康と長寿の側面から批判的だ。

肉食ダイエットの実情
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