米国が実施したイラン核施設への攻撃について、専門家は22日、商業衛星画像からフォルドゥの地下核施設と遠心分離機が深刻な被害を受け、破壊された可能性もあるとの見方を示す一方、確認はできていないと述べた。

元国連核査察官のデービッド・オルブライト科学国際安全保障研究所所長は「大型貫通爆弾(MOP)で突き抜けた」とし、「施設はおそらく破壊されただろう」と述べた。

 

しかし、CNAコーポレーションの衛星画像専門準研究員デッカー・エベレス氏は、地下の破壊については確認できていないと指摘。数百台の遠心分離機が設置された空間は「あまりに深い場所にあるため、衛星画像を基に被害の程度を評価することはできない」と述べた。

イランは今回のような攻撃から身を守るため、核施設の多くをフォルドウの山岳地帯を含む地下深くに埋設している。

衛星画像には地中貫通弾(バンカーバスター)が山を貫通したと思われる6つの穴が写っている。

米国とイスラエルはイランの核開発を阻止する意向を表明しているが、施設を完全に破壊できなければ、イランは比較的容易に核兵器開発を再開できる可能性がある。



[ロイター]
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