<満を持してカントリーに挑んだ歌姫に、「意識高い系ラッパー」と揶揄されても走り続ける社会派ラッパー。彼らの原動力は何なのか──>

大ベテランの歌姫ビヨンセ(Beyoncé)と、カリスマ的な社会派ラッパーのケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)。2人とも今年は年明けから、快調に飛ばしている。

ビヨンセは2月の第67回グラミー賞授賞式で、ついに念願の年間最優秀アルバム賞を受賞した。その夜にはラマーも、宿敵ドレイクをディスった「ノット・ライク・アス(Not Like Us)」でグラミー賞年間最優秀楽曲賞を獲得した。

Kendrick Lamar - Not Like Us

2人とも長いキャリアを通じてクオリティーの高い数々のアルバムを世に放ってきたが、今回の受賞は両者が今なお絶頂期にあることを物語る。

いま2人はツアーで米国内外を回っている。ビヨンセはグラミー賞に輝いたアルバム『カウボーイ・カーター(Cowboy Carter)』、ラマーは通算6作目のスタジオアルバム『GNX』を引っ提げてのツアー。ラマーのグランド・ナショナル・ツアーは、SZA(シザ)とのダブルヘッドライナーだ。

Beyoncé - TEXAS HOLD 'EM (Official Visualizer)

ジャンルこそ違うが、ビヨンセとラマーの新作アルバムと、それをフィーチャーしたツアーには共通点がある。

2枚の新作アルバムはいずれも、外的な要因で2人のアーティスト魂がかき乱されたことがきっかけで生まれた。

「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
黒人はカントリー界で歓迎されない?
【関連記事】