アメリカとイランの合意が成立すれば中東の緊張は緩和され、アメリカはロシアとウクライナの戦争をはじめとするその他の喫緊の外交課題に注力できる。だがネタニヤフが計画通りにイランの核施設を攻撃すれば、アメリカがこれまで進めてきた交渉の成果は台無しになる可能性もある。

IAEA(国際原子力機関)のラファエル・グロッシ事務局長は28日、イランとアメリカの協議は依然まとまっていないものの、協議が継続されていること自体が前向きな兆候だとの見方を示した。

イスラエルのテレビ局「チャンネル12」によれば、トランプは先週の電話会談でネタニヤフに対し「イランとは外交的な解決を望んでいる。自分にはいい取引をまとめる力があると信じている」と告げたという。

ネタニヤフは「何が起ころうと、イランが核兵器を持たないようにしなければならない」と述べた。

トランプはイランとの協議について、数日以内に最新情報を公表するとしている。

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