トランプとネタニヤフの間に亀裂が
イスラエルのオンラインメディアである『タイムズ・オブ・イスラエル』は5月14日、匿名の政府関係者の話として、トランプとシャラーとの会談および対シリア制裁解除発表に先立ち、ネタニヤフからの制裁維持の要請を拒否していたと報じた。
これらの動きは、かつて世界の舞台で最も親密な関係にあったとされる両者の間に、亀裂が生じつつある兆候と見なされている。
しかし、アクニスはもちろん、ホワイトハウス国家安全保障会議のジェームズ・ヒューイット報道官らは、この分裂を過度に誇張すべきではないと主張している。
「イスラエルにとって、歴史上アメリカほどの友はいなかった。トランプ大統領はその典型だ」とヒューイットは本誌に語った。
「アメリカは、ガザに残る人質の解放、イランの核兵器保有阻止、中東の地域安全保障の強化において、同盟国イスラエルと緊密に連携し続けている」
また、イランの核問題についても、「トランプ大統領は、第1期、第2期のいずれでも、イランが核兵器を持つことを絶対に許さないと繰り返し表明している」とも述べている。
しかし、トランプは中東での重要な諸問題に対し、他国との協議を経ずに、独りよがりな対応を取っている。
アメリカ・イスラエルの二重国籍を持つ人質エダン・アレクサンダー解放のためのハマスとの直接交渉、イエメンのフーシ派との停戦合意、ネタニヤフの懐疑的見解をよそに進めたイランとの核交渉などが良い例だ。
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